カーテンやプレーンシェードの生地選びは何も基準など無く千差万別で良いのだと思います。
こちらの画像は市内のH様より8年程前にリビングのカーテンを変えられるご相談でお伺いした時のものですが、リビング室内の床や壁面に数点の水墨画が飾られておりましたのでこれはこのままなのかをお尋ねしました所、H様より父の趣味で長年描き溜められた絵なのでこのまま飾って置かれるとのご説明がございました。
そこでお薦めしたのが大きな腰窓で元々天井からカーテンスタイルだったものをすっきりしたプレーンシェードに変えて頂き、使用した生地も水墨画に邪魔しないグレー系で殺風景にならない程度のポピーの花プリントで作って頂きました。ファブリックはイギリスのサンダーソンの綿プリントで張りもある上質なものです。
最近、また別窓のご相談でご連絡頂き、同じ様に水墨画が飾られた部屋に通されて懐かしく思い出しましたがH様からこのシェードは絵とも馴染んで落ち着くとお伺いして大変嬉しくまた私自身も当時は余裕が無かったのですが今回しみじみ拝観させて頂きました。
公開日:2025/06/10