28日の朝日新聞に高橋純子さんの政治断簡が掲載されておりがその題目が<だまってトイレをつまらせろ>とあり、どうゆう話なのか興味津々で読み入ってしまいました。大変共感してしまったのでここに書き留めておこうと思います。
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ある工場のトイレが水洗化されたのに経営者がケチってちり紙を完備しない時、労働者諸君はさあどうする? まずは普通に思いつく事として
1.まずは代表団を結成し会社側と交渉する。
2.闘争委員会を結成し実力闘争をやる。
大方こんな所でしょうが1960から70年初頭に山谷や釜ケ崎で名をはせた活動家の船本洲治はどちらでもない第3の道を指し示したと言うのです。
それは、それなら新聞紙やその辺にあるものでお尻を拭き、だまってトイレをつまらせろと。当然壊れるトイレの修理費を払うか、ちり紙を置くかは経営者が自分で選ぶ事だと。
生かされるな、生きろ、私達は自由だと。
この高橋さんの断簡の締めくくりは安倍政権の発する馬鹿の一つ覚えメッセージ「この道しかない」に為政者にこの道しか無いなんて言われるのは嫌だと続きます。
近道、寄り道、獣道、 道なんてものは本来、足で歩いているうちにおのずと出来るものでしょう。
はい、それではもう一回。だまってトイレをつまらせろ。ぼくらはみんな生きている。