1月24日から東京美術館で開催される<アーツ&クラフツ展>を是非ご覧下さい。
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19世紀後半のイギリスで興り、今日の暮らしに大きな影響を与えたデザイン運動「アーツ&クラフツ」。
工業化が進む時代を背景に失われた手仕事の良さを見直し、自然や伝統の中に美を再発見しました。
主導的な立場にあったのは、思想家ジョン・ラスキン(1819-1900)と、デザイナーで思想家でもあったウィリアム・モリス(1834-96)でした。
アーツ&クラフツの考えと試みは、出版や研究を通じて、瞬く間にヨーロッパやアメリカ、日本にも伝わりました。
各地での歴史、文化、社会情勢の影響を受けながら、多種多様な作品が生み出され現代へ受け継がれ私達の暮らしの中で今も尚息づいているのです。
公開日:2009/01/16