つい最近,がっかりした事があります。
ある新築住宅で建築会社の斡旋でカーテン施工をしたお宅を拝見する機会がありましたが同業者として言葉もないほどひどいものでした。
採寸や施工も然ることながら一番驚いたのはプレーンシェードの上部のマジックテープの受け部分が両面テープで簡単に付けてあった事です。これは本来、メカと一体化になっているものです。まだ取り付けて間もないのに太陽熱などでテープがメカから剥がれてしまったらしく、生地が手前に垂れ下がっておりました。
こんなメカを始めて見ましたが価格優先の産物として何処かで作られて一部に出回っているのでしょうか。
インテリアに関しては値段相応の品質と思うのが私の持論ですが、それにしても誰も利益のない仕事はしないのです。クライアントが値引きだけを優先に考えるのであれば、一般者には分らない部分でグレードを落とされている事も有りと肝に銘じるべきです。
公開日:2009/05/16