先日、飼い猫のメイが6日間ほど戻らず、こんなに帰って来ないのはもうどこかで死んでしまったのだと毎日泣いて暮らしていました。
井伏鱒二の「さよならだけが人生だ」の名言どおり出会いがあれば別れもあるのが当たり前ですがこんなに早く別れがやってくるとは、と何度も思い返しては力が抜けて行く様でした。
人は勝手なもので居る時には何とも思わないのに居なくなって始めてどんなに大切で必要だったかを思い知らされるのです。
しかしちょっと早いクリスマスの奇跡は訪れました。
7日目の寒い真夜中午前3時30分頃、寝室のベランダで鳴き声がしました。
メイは白い毛をグレーに汚して必死に帰ってきました。
汚れてるメイをそのまま、お布団の中で抱きしめて眠りました。
Happy Christmas with you !
公開日:2010/12/13