自宅で和箪笥を二棹使用しています。
古くからあるもので金物が壊れている箇所もあったりしますがそのまま荏油で磨いただけで愛用しています。
高さが四尺の一棹はリビングで書類やらテーブルクロスやら使う物で見えなくて良いものを入れて重宝しています。
これより一回り大きな一棹は玄関から和室に続く通路でちょっと広くなっている所に置いてやはりスリッパなどしまっておけるので便利です。
引き出しはどちらも古いので勿論重くスムーズではありませんが不思議な事に同じ風呂敷を取り出すにしても重い分、何というかとても格別で大切なものを取り出している気持ちになるのです。
こうゆう感覚を昔の人は普段から感じていたかは分りませんがやはり暮らしの中に重みがあった事は間違いない気がします。
私自身の思いですが重い物は重いままでいいと思うのです。
公開日:2015/01/10